自然の中を散策しているとき、
私は一番「私らしく」いられる。
偶然見つける山菜や木の実、
足元の石や、枯れゆく花。
それらは私にとって、何にも代えがたい宝物。
自然が織りなす現象は、
その瞬間、その場所でしか出会えない一期一会。
暮らしに不可欠なものではなく、
誰にも見向きもされないものかもしれない。
それでも、時間の経過がぎゅっと閉じ込められたその姿に、
私はどうしようもなく惹かれてしまう。
私が描くのはその中から生まれて死んでいく
記憶の花。
目に映ったもの全てが
私の中から再び溢れ出すとき
そこには「揺らぎ」と「ひかり」が生まれる。
私は私、あなたはあなた。
けれど、私はあなたであり
あなたは私。
大いなる自然に敬意をこめて